6/02/2014

JR号見学会@横浜

こんにちは!ペンギンです.



先週の土曜日にJRの見学会に行ってきました.(あのJRじゃないよ...)
横山研からはD1の平林さん,石輪,D3の窪田さんが参加しました.

JRとはJOIDES Resolutionの略で,掘削船の名前です.

IODPで活躍している船です.日本では"ちきゅう"の方が有名でしょうか?

IODPとは以下参照↓
IODP: International Ocean Discovery Program(国際深海科学掘削計画)
http://www.j-desc.org/modules/tinyd0/rewrite/new_framework.html

今回,日本近海での掘削を終え,横浜に寄港するのに合わせて見学会が開かれました.
船の中の実験室・食堂・ブリッジなどを見学できました.

いやー,楽しみです.是非乗りたい!

以下写真ですー

JRの外観!でかい!

JRのお尻部分。ヘリポート付き。

中央のやぐらでパイプをつり上げ、下に下ろしていきます
JRは深い海の掘削を行うので、長〜いパイプを大量に積んでいます。

その中をドリルビットが降りていき、地面を掘り進めつつ、コアを回収する、といった感じ。


やぐらとヤガラ(矢ケ崎くん)
こちらはドリル・ビット。削るものの硬さなどに応じて使い分けます。

産総研の池原研さんに案内していただきました

コアを半割するためのスプリッター
コアの物性・色等を測定する部屋
JRにはコアロガーが大量に搭載されており、自然γ線・色・帯磁率などを非破壊で測定することができます。

そういえば、ウェットラボの写真取ってませんでしたね…。

ドラフトや各種分析機器も搭載されており、間隙水の分析から微生物培養まで可能な実験室が用意されてました!



コクピットの様子。
掘削船なので、掘削中は場所を動かしてはならぬということで、DPS (Dynamic Positioning System)を作動させ、前後左右にある複数のスクリューをコンピュータ制御し、位置を保持するそう。


軽食が常時ずらりと並ぶ

食事をとるためのカフェの様子。テレビで掘削の様子が中継される。

充実のドリンクバー。

外にはバーベキュー用のコンロやベンチもあり、長期間の船内生活で「あ”ーー」ってなると、風に当たりながらランチを取ったりするのだとかw