10/19/2015

長野県屋代高校での特別講義

こんにちは、雨川です。
今回は横山先生が行った教育活動の様子をお伝えします。
10月5日に、横山先生は長野県の屋代高校において「科学で探る過去の気候ー将来の予測精度向上のためー」というタイトルで特別講義を行いました。

自己紹介中の先生。
放射壊変のお話もされているみたいですね。
フィールドワークについてお話中。
以下は生徒の感想の一部です。
気象を考えるときに物理や化学がこんなに関わっていたとは思わなかった。地学だけでなく物理や化学もそういう所に役に立つことを知り、もっと深く学んでいきたいと思いました

・雪の反射率のことや磁場のことなど既に知っている内容から深く考えていくことができてとてもおもしろい講義でした。生徒に質問しながら進めていくスタイルが伝わりやすくてよかった

・自分は何て小さい世界で生きているのかと驚くと同時に戦国武将や原始人なども同じ時期に生きていたのかなと少し親近感がわいた。地球温暖化について考えることができた。

・地球温暖化にも関わっている気候変動の内容だったので地学が重視されるのかなと思ったけど、気圧や温度、炭素の同位体から気候の測定をするなど化学や物理の分野からも今回の問題について見ていくことはとてもおもしろかった



高校生が講義を楽しんでくれた様子が伝わってきますね。実際に研究を進めてみるともっとおもしろいですよ。
そして、「私もこんな講義を受けてみたい」と思ったそこのあなた!
よかったですね、こんな企画があります。
東京大学柏キャンパス一般公開2015  大気海洋研究所一般公開

今週末に開かれる柏キャンパスの一般公開で、横山研究室は高校生向けに研究体験プログラムを催します。研究に使われている分析装置を実際に使ってみることができる上に、学生や研究者たちとおしゃべりもできますよ。詳細はこちら
ぜひみなさまご参加ください。


ではでは。